水素水を選ぶ基準の1つに「水素濃度」が挙げられます

水素水を選ぶときは酸化還元電位にも注目

酸化還元電位にも注目 酸化還元電位で水素水の能力が分かる

★酸化還元電位とは

水素水について調べている方ならご存知かと思いますが水素水には「酸化還元電位」というものがあります。酸化還元電位とは、水中にどれくらいの水素を含んでいるのかの目安になるものです。とはいえ、酸化還元電位が大きなマイナスになるほどたくさんの水素が含まれているというわけではないので注意が必要です。ですが、どれくらいの水素が含まれているのかの確認や、本当に水素水として効果を果たすことができるのかを調べるにはとても大切な目安の1つとなっています。

一般的に言われている酸化還元電位は「+250mV以上:酸化状態、+250mV以下:還元状態」だとされています。つまり、選ぶ際には少なくとも250mV以下の商品を選ばなくては効果を期待することができないといえます。ちなみに純粋な水はおよそ250mVとなっており、水道水が600mV、雨水が800mV以上だと言われています。

私たちが普段口にしている水のほとんどは酸化還元電位の観点から見てみると酸化状態にあるものがほとんどだということが分かります。これらの酸化した水を口にしてしまうと血液や臓器などを酸性に傾けてしまう、つまり負担をかけてしまうことになります。水素水が注目を集めている理由の1つとして、普段口にする水から私たちの身体の酸化を還元させることができるという点が挙げられます。

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■水素水が良い理由

チェック 水素水は私たちが生きていく上で必ず発生してしまう「活性酸素」を効率よく還元させることができる注目の健康食品です。活性酸素は呼吸や運動をすることによって生まれる「老化」の原因となる成分。ポリフェノールやビタミンといた優れた抗酸化作用を持つ成分を摂取することによってある程度抑制することはできるものの、現代人は食事の中からこれらの栄養素を摂取する機会が減っているため以前と比べると身体が老化しやすくなっているとも言われています。そこで注目を集めているのが水素水で、活性酸素のうち悪玉活性酸素にだけ働く事ができると言われています。

つまり、老化や活性酸素による病気を予防しつつ、体にとって必要な活性酸素を残すことができるというわけなんです。水素水が人気を集めているのは活性酸素を還元できるだけではなく、手軽に続けやすいという点も大きいです。普段の飲料水の代わりに飲むだけでOKという手軽さから続けやすく、効果も実感しやすいということで話題を集めています。医薬品のように特定の病気に働きかける、というたぐいのものではありませんので、特に病気ではないけれどいつまでも健康でいたいという方にもおすすめ。

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水素水開封後はできるだけ早く飲もう

★水素水は時間経過と共に酸化還元電位が変化する

市販されている商品のほとんどは開封してから徐々に水素が抜けていってしまいます。つまり、最大の魅力である酸化還元電位の面から見てみるとできるだけ早く飲んだほうが良いというわけです。とある研究によると、開封してからおよそ10分で5分の1に、1時間経過すると半分以下に、6時間後には10分の1以下にまで酸化還元電位が減少してしまうという結果が出ています。

こちらも研究では蓋を閉めない状態で放置をした場合ですので、水素水を飲むたびにきちんとキャップを占めていればここまで極端に水素が抜けることは無いのでしょうが、それもこれだけ水素が抜けているということを考えるとできるだけ早く飲まなくてはならないといえます。市販されているものの多くはペットボトルやパウチといった形で販売されていると思います。

ペットボトルの場合だと500ml入りのものが多いですし、パウチの場合だと350mlから500mlが一般的です。これだけの量を一度に飲まなくてはならないとなると若干厳しい部分もありますよね。一度に飲まないと水素水の効果が薄れてしまうのは間違いありませんが、無理をして飲む必要もありません。時間に分けてこまめに飲むようにすること、また一度開封した水素水はできるだけ水素が抜けないように毎回キャップを占める、できるだけ水素が抜けないように注意することである程度回避することができます。

水素水の水素濃度もチェックしよう

★水素濃度が高いほど良い水素水とは限らない

水素水を選ぶ基準の1つに「水素濃度」が挙げられます。こちらは名前の通り一定の割合の中に含まれている水素の量を表しているものです。一般的な感覚でいくと水素濃度が高いほど効果が高いのではないかと考えがちですが、実は水素濃度が高いほど良いとは限らないというのが実際のところなんです。最近ではスティックタイプのものなどで「水素濃度2.0ppm以上!」といった商品も挙げられますが、実は常温での水素水の「水素飽和濃度」は1.6ppm程度だと言われています。つまり、出荷された時点で水素濃度が2.0ppm以上あったのだとしても、飲むためにふたを開けた瞬間1.6ppmにまで水素が抜けてしまうということになります。

もちろん水素濃度は飽和濃度である1.6ppmに近い方が効果が高いと言われています。それだけ体を還元させる能力が高いと判断できるからです。しかし、高い濃度のものにこだわるよりもどちらかというと濃度の低いものでも定期的に身体の中に水素水を取り入れてあげることの方が結果が出やすいという研究結果も出ています。ですので、料金が高くて続けるのが困難だけれど水素濃度がとても高い水素水を選ぶよりは、手頃な料金で水素濃度こそ高くないものの続けやすいものを選んだほうが結果的に身体に良い影響を与えることが多いということを覚えておきましょう。